相続における不動産の重要性不動産相続の弁護士

1.なぜ相続で不動産が重要なのか相続における不動産の重要性

大部分が不動産

夢のマイホーム。人生で一番高い買い物と言われる不動産。
何千万円もする買い物ですし、一生のうちで何回も不動産を購入する機会に恵まれる方は多くはないでしょう。
住宅ローンを何十年もかけて支払い続ける。定年間近にやっと支払いが終わる。あるいは定年を越えても支払いが続く。給料の大部分が住宅ローンに消えていくのが現実です。
いざ老後をむかえたときに財産らしい財産は不動産だけというケースも少なくないでしょう。
また、日本社会では伝統的に不動産投資が重視されてきました。
給与のほとんどがローンの返済につぎ込まれ、投資といえば、不動産と考える傾向が強いため、結果不動産が財産の大部分を占めるという方が大多数です。
平成25年中(平成25年1月1日~平成25年12月31日)に亡くなり、相続税の課税対象とされた被相続人の相続財産の金額の構成比は、土地41.5%、家屋(建物)5.2%、現金・預貯金が26%、有価証券が16.5%となっています(国税庁HP)。
不動産(土地・家屋)の合計は46.7%、全体の約半数を占めていることが分かります。

相続財産の金額の構成比の推移
相続財産の金額の構成比の推移

ちなみに、バブルの影響で、平成元年から平成7年にかけては相続財産における不動産の占める割合は約70%にまで達していました。不動産の価格は、経済事情により変動します。

いずれにしても現在でも不動産は、相続財産のうちの大きなウェイトを占めます。
不動産は財産の中で一番価格が高いもの。
遺産分割で分けるにしても、相続税を払うにしても、とても大きな金額が動くことになります。

モメるきっかけ

高額財産である不動産は誰もが欲しがるもの。しかし1つしかない不動産であれば簡単に分割することはできません。また不動産は安易に共有にするわけにはいかないところが面倒です。
しかも、不動産の価値は変動的であるために、市場において、相続時の方が購入額(現金)よりも高く評価される場合も。
遺産分割で分けるにしても、相続税を支払うにしても、モメごとの火種になるは不動産であることが多いのです。
しかし、モメるきっかけになっても、不動産にはメリットがあります。

相続税で活躍

相続税に関しては、不動産を持つことによる大きなメリットがあります。
相続税において特例や評価減に絡む場面が多く、不動産は節税効果が見込まれる財産です。
不動産は高額な財産ゆえに相続税がかかってくるきっかけにもなるわけですが、一方で、活用方法や遺産分割の仕方によって相続税上の評価を減額することが可能です。
相続税上の不動産の評価を低くすることができれば、相続税が低くなるだけでなく、場合によっては税金がかからない。出ていくお金の額が段違いに変わります。不動産について知ることは、相続税対策の鍵になるのです。

不動産を重視する傾向は富裕層で顕著に見られます。日本の富裕層は海外の富裕層に比べて不動産一辺倒の資産構成になっているといわれます。富裕層が株式などの金融資産ではなく不動産という現物資産を選ぶ原因は、土地神話であったり、使用権にとどまらず所有権を認める法制度であったり、いろいろあるでしょうが、やはり税制が不動産所有者に有利になっているからといえるでしょう。
財産は現金よりも不動産で持っていた方が相続税は低く抑えられる。
不動産は一般的な取引価格よりも低く評価されるので、相続税の際に有利なのです。
今後は土地価格の上昇も見込めず、インフレや人口減少などで、状況は変わってくるのかもしれません。しかし、少なくとも現状では不動産が相続税対策に有利であることは確かです。

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